和歌山県新宮市新宮、国の重要文化財「旧西村家住宅」(西村伊作記念館)で27日、ずらりと並べた和傘をライトアップする催しが始まった。「和傘の灯り」と題した新宮商工会議所青年部の事業。色とりどりの和傘約100本が、大正時代に名誉市民・西村伊作(1884〜1963)が建てた建物を彩っている。11日1日まで。
 同青年部では市の新たな魅力づくりのため、2年前から国史跡「新宮城跡」に和傘を並べてライトアップする取り組みを開始。今年は、旧西村家住宅が大規模な保存修理工事を終え、6月に公開が再開されたことから「あらためて多くの人に知ってほしい」として舞台を移した。
 初日は午後6時ごろ、庭園に並べた赤や青など美しい模様の和傘を照らすライトを点灯。バルコニー前には照明を入れた紙風船も飾り付けた。
 青年部の寺前砂和会長(46)は「新宮の夜の風物詩として楽しみにしていただいていると思うので、これからも新宮の名所のPRも兼ねて続けていきたい」と話していた。
 点灯時間は午後6時〜9時で、最終日は8時まで。入場無料で、マスクの着用を求めている。新宮税務署近くに駐車場を用意している。問い合わせは新宮商工会議所(0735・22・5144)へ。

 「和傘の灯り」の動画はニュースサイト「アガラ」で見ることができます。