和歌山県みなべ町出身で町ふるさと大使を務めるシンガー・ソングライター、川島ケイジさんの楽曲「シロヨヒラ」のネット配信が22日から、オリコンミュージックストアで始まった。初日のダウンロード数は1位。川島さんは「人の背中を押してあげるような曲として広がってくれれば」とメッセージを発信する。
 「シロヨヒラ」とは「白いアジサイ」のこと。フリーアナウンサーでタレントの小林麻央さんが亡くなったのを知った際、自身の9歳の頃に父が亡くなったことと重なり、残された人たちの思いと旅立つ人の思いを歌にしたという。ライブなどで歌っていたところ、叙情的でシンプルに感情を抑え、これまでとは違った雰囲気の楽曲だったこともあり、話題になった。このためネット配信することにした。
 川島さんは南部高校を卒業後、バンドやユニットを経て2009年からソロ活動を始めた。15年にChageさん主催の音楽祭やテレビの歌番組への出演で話題を呼んだ。それをきっかけに16年、ミニアルバム「KEIJI」がユニバーサルミュージックから発売され、メジャーデビューを果たした。昨年6月にはメジャー2作目のミニアルバム「KEIJIHOLIC」が発売された。
 川島さんは今回配信の楽曲について「自分の中では父親に対する思いはずっと触れられずにいたが、初めて本当の自分を出した感じ。一線を越えたことで自分の表現の何かが変わったのかもしれない」と話している。
 川島さんは、県内では12月6日に田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館でライブ(県など主催)をする。ライブ配信サイト「マホキャスト」では各地でのライブを見ることができる。11月8日にテレビ和歌山で放送予定の「THEカラオケ☆バトル」に出演している。