ミカン畑や民家の庭など和歌山県紀南地方各地で、メキシコや中米原産の多年草コウテイダリア(キク科)が薄い紫色の豪華な花を咲かせている。
 田辺市上秋津、野久保太一郎さん(47)方のミカン畑では、数十本のコウテイダリアが黄色く実るミカンとともに山の斜面を彩っている=上写真。
 野久保さんによると、コウテイダリアの高さは3〜4メートル。倒れないよう支柱を設けており、野久保さんの父親が世話をしている。11月上旬からちらほらと咲き始め、下旬に入って一気に開花したという。
 野久保さんの長男の悠太君(5)は「畑にはミカンやカボチャといろいろ植えてあって楽しい。(コウテイダリアは)きれいな花なので、また来年も咲いてほしい」と笑顔で話した。
■田辺市中万呂の民家でも
 田辺市中万呂の鈴木智代さん宅の庭でもコウテイダリアが薄紫色の花を咲かせている=下写真。高さ約3メートルに成長した3株が、秋空を彩り、近所の話題になっている。
 鈴木さんが友人からもらった苗を春に植えたところ、2階の高さまで成長。10日ごろから咲き始めた。来月いっぱいは楽しめるのではないかという。
 鈴木さんは「育てるのも簡単で、普段の水やりと腐葉土を少し与えるだけでここまで大きくなった。きれいなので来年も育ててみたい」と話した。