「第30回日本クラシック音楽コンクール」と「第14回ベーテン音楽コンクール」の各ピアノ部門の地区本選がこのほどあり、和歌山県田辺市あけぼのの滝浪ゆかり音楽教室「ゆーかり会」の5人が、12月2日以降に大阪や東京、オンラインなどで開かれる全国大会の出場を決めた。
 日本クラシック音楽コンクールは、日本クラシック音楽協会主催。選曲は自由で、90点満点中80点以上の演奏者が合格となり、大阪や東京などである全国大会に出場できる。
 一般の部で富田中学校音楽教諭の田又さやかさん(28)、中学校の部で田辺中学校2年の中根怜央奈さん(13)、小学校中学年の部で西富田小学校4年の武田興明君(10)と薮中妃茉莉さん(9)が出場を決めた。
 田又さんは「ソナタ第1番第1楽章・第4楽章」、中根さんは「雨の庭『版画』より」、武田君は「ひばりの歌」と「ソナチネ13―1第3楽章」、薮中さんは「グラドゥス・アド・パルナッスム博士『子供の領分』」を演奏した。
 べーテン音楽コンクールは、べーテン音楽協会主催。最優秀賞と優秀賞の受賞者が動画審査などで開かれる全国大会に出場できる。
 自由曲コースで武田君と薮中さん、バロックコースで西富田小4年の稲垣怜実さん(10)が選ばれた。武田君と薮中さんはクラシック音楽コンクールと同じ曲を発表し、稲垣さんは「春」と「バウムクーヘン」を弾いた。
 稲垣さんは「初めて全国に出られるのでうれしい」と笑顔。薮中さんは「全国大会では上位入賞を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
 講師の滝浪ゆかりさんは「コロナの影響でオンラインレッスンになった時も熱心に練習してくれた。前向きな気持ちが結果に出たのだと思う」と話した。