和歌山県串本町の串本ダイビング事業組合(24店、高岡誠会長)は26日、同町潮岬沖の海底に高さ約3メートルのクリスマスツリーを設置した。12月25日まで見ることができる。
 紀伊半島大水害(2011年)で被害を受けた紀南地方に活気を取り戻そうと設置を始め、今年で10回目になる。今では串本のこの季節の風物詩になっている。
 この日は、サンタクロースの衣装を着た2人を含む組合員7人が同町串本の袋港から船に乗り込み、港から約2キロ、潮岬西の沖合約200メートルにある水深約18メートルのダイビングポイント「備前」で設置作業に取り組んだ。前日に飾り着けをしたプラスチック製のツリーを海底の岩場に土のうとロープで固定した。
 今年のツリーには、疫病を払うとされている妖怪アマビエの絵と「コロナに負けへんで!」の文字をかいたプレートも取り付けた。
 組合イベント係の道井洋之さん(46)は「今年は新型コロナウイルスの影響で、2カ月営業を自粛するなどつらい年だった」と振り返り「コロナ対策をしっかりしているので、ぜひ串本の海に足を運んでもらいたい」と話した。