エーゲ海を震源とする地震で被災したトルコを応援しようと、和歌山県串本町串本の串本古座高校CGS(地域包括支援)部が、被災者を見舞う千羽鶴を折った。森陽翔部長(2年)ら10人が26日、同町串本の町役場を訪れ、田嶋勝正町長に託した。
 部員は地震直後にトルコのために何かできることはないかと考え、千羽鶴を折ることを決め、約2週間で完成させた。千羽鶴と一緒に、トルコへの応援メッセージを書いた色紙2枚と、昨年同町くじの川の道の駅「くしもと橋杭岩」で開催した「CGSフェスタ」で販売したトルコのパン「シミット」などの売上金の一部も託した。
 トルコ軍艦エルトゥールル号が1890年9月16日、串本沖で遭難し、地元住民が救助活動に当たったことが、日ト友好のきっかけになったとされている。今年9月16日には両国の友好130周年を記念した追悼式典が町内で開かれた。
 田嶋町長は「トルコ大使館を通じて本国へ送らせてもらいたい。友好の歴史は積み重ねが大事。このような行動が素晴らしい歴史をつくっていく」と感謝した。