スポーツの祭典が開催の危機に直面している。新型コロナウイルスの影響により、スケジュール通りの開催が危ぶまれている東京五輪。国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長は22日(日)、「4週間以内に予定通り開催するか決定する」と発表した。


各国五輪委員会や主要団体が延期すべきとの声明を発表する異常事態。ドイツのフェンシング選手が「練習できない」環境を理由に出場辞退を表明するなど、混迷を極めてきた。5日前に「判断は時期尚早」との考えを示していたIOCも、ついに決断の時を明言した。

「中止はない」としながらも、各国委員会からの情報を集めながら延期の可能性を議論するとしたIOC。感染が世界中で広がりを見せ、代表選手の選考が遅れている競技が多数あることなどから、苦渋の決断を迫られることになる。

日本では米国全土への渡航自粛が呼びかけられ、米国からの入国者には2週間の待機期間を設けるなど、先行きが不透明な状況では、日程通りの開催は難しいとの見方も出ている。

ゴルフ競技の出場資格を決める五輪ランキングも、基となる世界ランキングが一時凍結するなど、大きな影響を受けている。4年に一度のスポーツの祭典が、延期という前代未聞の事態となる可能性は決して低くなさそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>