<トラベラーズ選手権 2日目◇26日◇TPCリバー・ハイランズ(米コネチカット州)◇6841ヤード・パー70>

米国男子ツアーで、選手としてはニック・ワトニー、キャメロン・チャンプ(ともに米国)に続く3人目の新型コロナウイルス『陽性』が確認されたデニー・マッカーシー(米国)は2日目のプレー前に棄権。これには初日を同組で回った選手も影響を受けたようだ。


マッカーシーのキャディのデリック・スミス、そして初日を同組で回ったマット・ウォレス(イングランド)、バド・コーリー(米国)と彼らのキャディも検査を受けたが、全員が『陰性』と確認。しかし初日を1アンダー・79位タイとしていたコーリーは「念のため」棄権を選択。ウォレスはプレーを続行したが、カットラインに6打及ばず予選落ちとなった。

マッカーシーはどんな症状で検査を受けようと考えたのか。

初日は67で回り3アンダー、33位グループにつけたマッカーシーは「ラウンドの後、とても疲れを感じた」という。でもそのときは「月曜から水曜までたくさんの練習をしたことから、あまり気に留めなかった」。その後、夜中に目が覚めると喉の痛みがありさらに悪化。「これは何かがおかしい。コースに行く前に検査を受けるべきだと思った」と状況を説明した。2日目は午後のスタートだったため、コース入りせずに検査を受けた結果『陽性』が判明し、大会から棄権した。

ツアーは合計16名の再検査を実施したが、『陽性』はマッカーシーだけだったと発表。ジェイ・モナハン会長は「今回の彼らの対応はすばらしかった。ウイルス感染を深刻にとらえ、自分の健康だけでなく他の選手や接触のあった人々を守って欲しい」と話した。日々厳しい状況が続くが、ツアーはこうして続行していく。(文・武川玲子=米国在住)

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