<アース・モンダミンカップ 3日目◇27日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>

単独トップから出た“黄金世代”の田中瑞希が、「この2日間と違って耐えるゴルフでした」というラウンドながら、3バーディ・1ボギーの「70」をマーク。2位に3打差をつけるトータル11アンダーで首位を守り、初優勝がかかる最終ラウンドに向かう。


前日までしっかりとピンに絡んでいたアイアンショットだが、この日は「セカンドショットでバーディチャンスにつく確率が低かったですね。それがスムーズにいかなかった理由」と、少しキレ味を落とした。1番パー5では、残り80ヤードの三打目を3mにつけて“おはようバーディ”を奪ったが、2番以降は「気持ちよく打てるバーディパットが無かったですね」とガマンの時間が続いた。

だが、ティショットが右のラフにハマり、セカンドは出すだけという状況になった10番パー4で、残り90ヤードの三打目をしっかりとピンにつけ奪ったパーが「大きかった」。続く11番で3パットのボギーを喫しても、「流れは途切れてないはず。1個(バーディが)来れば、流れに乗れるかな」と感じることができた。すると14番で5m、16番で7mを沈めるバーディを奪い、きっちりとリードを守り抜いた。

昨年はTP単年登録選手としてツアーに参戦。33試合中20試合で予選落ちを味わうなど、満足いく結果は残せなかった。その年の11月に3度目の挑戦でプロテストに合格したばかりで、最終日をトップで迎えるのは、自身初めてのこと。だが、そんな大一番を目前に控えても、「緊張よりも『どうなるんだろう』というワクワクの方が大きいです。(この後も)いつもと同じように過ごせると思います」と、ニコニコと答える度胸を備えている。

明日の最終組は21歳の田中、20歳の古江彩佳、そして18歳の西郷真央の3人で、平均年齢は19.7歳というフレッシュな顔ぶれとなった。「(2人と)一緒に回ったことも、プレーを見たこともありません。自分が一番年上というのは新鮮ですね。楽しくプレーしたいです」。明日優勝となれば、勝みなみ、畑岡奈紗、渋野日向子らに続く黄金世代10人目のツアー優勝者が誕生する。大きな注目を集める今季開幕戦で、戦況を見守るゴルフファン、そして後輩の目に、新星誕生の瞬間を焼き付けさせたい。

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