米国男子ツアー再開4戦目の「ロケット・モーゲージ・クラシック」(7月2日〜5日・ミシガン州)の開幕前にチャド・キャンベル(米国)のコロナ「陽性」を確認、大会から退くことになった。


キャンベルは補欠のウェイティングリストの1番目でまだ出場権を得ていなかったため、アレックス・チェイカ(ドイツ)がウェイティングリストの1番に繰り上がった。

キャンベルは「体調はいいから、『陽性』はとても怖い結果」とコメント。「ツアーの支援でこれから自主隔離をする」と話した。今大会前にはハリス・イングリッシュ(米国)、ディラン・フリテッリ(南アフリカ)も「陽性」判定を受けた。

下部ツアーのコーン・フェリーツアーの「TPCコロラド選手権」でも3人の陽性が確認され、ブランドン・ウー(米国)らが大会を欠場することになった。米国内での感染拡大と同様にPGAツアーでも次々と「陽性」が確認されているのが現状となっている。

一方で再開2戦目の「RBCヘリテージ」の大会2日目に「陽性」が確認されたニック・ワトニー(米国)はその後「陰性」が確認されて、10日間の自主隔離を終了した。ワトニーは大会開催地だったサウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドのホテルに滞在し、「退屈な日々だった」と米ゴルフワールド誌に告白している。

症状としては熱も咳もなかったが、臭覚を失われた。それも現在は元に戻った。隔離中の食事はビル・ハース夫人がマーケットに食料を買いだし、「電話をかける以外、ほとんど何もしなかった」と言う。ただ「陽性」と知らされたときは「他の人に感染させたのではないかと、とても恐ろしかった。一人目にはなりたくなかった」という。

実際の感染経路は不明で、移動にはプライベートジェットを利用、「ヒルトンヘッドアイランドでは一度マーケットに買い物に行っただけ。今もどこでかかったのか分からない」と注意深く行動していた。経済活動が再開されていたヒルトンヘッドアイランドには、多くの人が夏休みのバケーションで訪れていたが、マスクを使用している人は非常に少なかった。

ワトニーは「まだ飛行機に乗る気持ちにならない」と自宅のあるテキサス州オースティンまで17時間以上の行程を、迎えに来た夫人とともにドライブで向かう。復帰戦は未定だ。(文・武川玲子=米国在住)

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