<全米オープン 2日目◇18日◇ウィングド・フットGC(米国ニューヨーク州)◇7477ヤード・パー70>

2013年8月に行われた「全米プロゴルフ選手権」で29位タイに入って以来の海外メジャー予選通過。「全米オープン」は5年ぶりの出場となっている石川遼が、なんとか踏ん張って予選通過を果たした。


比較的穏やかな中で行われた初日を2オーバー・53位タイとした石川。2日目は一転、強い風が吹き、硬く締まったコースに苦戦した。この日はバーディなし。それでもボギーを4つに食い止め、トータル6オーバー・49位タイ。予選カットラインギリギリで、週末への切符を手にした。

「すごく難しい1日。グリーンも午後になって難しくなった。午後組で回った自分たちからすると荒れて難しかったけど何とかガマンできた」と、きわどいプレーの連続だった。出だしの10番から5ホールで3ボギー。折り返した1番でもボギーとすると、暗雲が立ちこめた。ところがここから究極の粘りを見せた。

しぶとくパーを拾い続け、予選通過すれすれの状況で「最後4、5ホールはカットラインを考えながらプレーしていた」。そんな中、8番パー4で大ピンチを迎える。ドライバーで放ったティショットは大きく曲がり、右隣のホールのバンカーへ。そこからはフェアウェイに戻すだけ。しかし、この3打目を1メートルにつけパーセーブ。最終ホールもパーに収め、胸をなで下ろした。

メジャーの舞台でガマンの連続に精神的にもタフだったことは想像に難くない。それでも、「予選をギリギリ通れた。この土日次第では順位も分からないので、明日集中していきたい」と、ホールアウト後はすでに決勝ラウンドを見据えていた。

「出るだけでは意味がないと思っていた。自分のゴルフがどこまでできるか。4日間プレーすることでいい材料が得られる。残り2日思い切ってやってきます」。昨年国内で3勝を挙げ復活を遂げた石川。残り2日間で、思う存分メジャーと対峙する。

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