<樋口久子 三菱電機レディス 事前情報◇29日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

今大会にはこれが3度目の出場。初出場となった2018年大会に単独2位、昨年には単独3位と優勝争いに絡んだ好相性の武蔵丘ゴルフコースで今季2勝目に挑むのが、黄金世代の小祝さくらだ。


相性に加えて加えて、今年の成績も抜群。ツアー2勝目を挙げた「ゴルフ5レディス」をはじめ、今季9試合中5試合でトップ10入り。平均ストロークは69.89で全体1位、パーオン率、平均パット数など主要部門で軒並み上位に名を連ねている。

自身も手ごたえを感じている。「今年はけっこう良いなっていう感じはありますね。2週間前の富士通レディスでは調子が良くなかったけど、なんとかスコアはまとめられて、12位タイに入れたのは意外でした」。今年、予選落ちを喫した2戦目の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」を含め、通算オーバーパーで大会を終えたことは一度もない。不調の時期でも安定したスコアメークが可能なのが、何よりの好調の証しだ。

まぎれもなく優勝候補の一人である小祝に大会もかける期待は大きい。今年の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」を制した永峰咲希、そして約4カ月ぶりに日本ツアーへ復帰する渋野日向子らとともに、最注目グループに組み込まれた。とりわけ、同い年で米ツアー帰りの渋野には“積もる話”もあるようだ。

「(渋野とは)久しぶりに同じ組でプレーするので楽しみです。(英語は)どういう感じでしゃべっていたのかとか、英会話のことについて聞いてみたいと思います」

目下の照準は12月に行われる海外メジャー「全米女子オープン」。7月1日付けの世界ランキングでは、出場資格が手に入るランク75位内に、76位と届かず唇をかんだ。資格を得た「AIG女子オープン」は国内ツアーを優先して出場を回避したため、自身初の海外メジャー出場への思いは高まるばかりだ。

「(世界ランク)何位までが(全米女子オープンに)通るのか分からない状況なので、今は今週とTOTOでしっかり順位を上げるという気持ちで臨んでいます。まだ全米に向けての調整とかはまったくない。まずは権利を獲らないと」

現時点で小祝の世界ランクは71位。残る枠は11月9日時点の世界ランキングによって決まるが、その具体的な人数は不明のため、少しでも上位に位置したいところ。“ラストチャンス”をつかむため、まずはこの得意コースでしっかりと結果を残す。

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