<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇30日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

今季7試合に出場してトップ10なしと、なかなか結果が出ていなかった勝みなみ。だが、「樋口久子 三菱電機レディス」初日、5バーディ・ボギーなしの5アンダー・単独首位と好発進を決めた。


1番バーディの後、4ホール連続で2メートル以上のパーパットが続く展開となったが全て沈めて悪い流れを一掃すると、「チャンスにつけたところでバーディを獲れた」と着実にスコアを伸ばしていった。最終18番パー5では、3打目のバンカーショットがピンに当たってはじかれ、イーグルこそ逃したが楽々バーディ締め。久々に笑顔のホールアウトとなった。

前回の「富士通レディース」では12位タイ。「ショットの調子が少しずつ上がってきています」と話す。きっかけはバックスイングで“左肩”を意識するようにしたことだった。

「今年は右に吹ける球が出ていて、ずっと“どうしてだろう”と考えていました。そこで日本女子オープンのときに“一度左肩を全力で回してみよう”と試したらすごく良くなりました。肩を回すと手で上げようとしなくてもトップが高い位置になりましたし、アイアンでのバックスイングでの気持ち悪さもなくなりました」

スタンレーから3パットが目立っていたが、グリーン上も「アドレスでフェースが右に向いていたのを修正した」と改善。さらに今年は「シーズンを戦える体づくり」を目標に例年以上にトレーニングにも熱を入れて飛距離が10ヤードほどアップ。そこに安定感が加わったことで戦える状態が戻ってきた。

2020年も残り5試合。状態も戻ってきただけに、ここからラストスパートと行きたいところ。「最後は畳みかけていきたい気持ちです。本当に調子よくなって気持ち的にも乗ってきているので、最後まで楽しんでやりたい」。勢いそのままにさらに伸ばして、これまでの鬱憤を晴らす一週間としたい。

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