人に聞けない「夫婦の夜のお悩み」TOP5

人に聞けない「夫婦の夜のお悩み」TOP5

■「恋人・夫婦仲相談所」に寄せられる、リアルな夫婦の夜のお悩み
皆さんは、だれかとどこかで「真面目に」セックスの話をしたことがありますか? また、セックスに関する悩みを、誰かに相談したことがありますか?

私が「恋人・夫婦仲相談所」を開設した2003年当時、まだまだ性に関する話題、特に夫婦の間の性に関する情報はタブー視され、あまりメディアに取り上げられることはありませんでした。

いわゆる男性の自慰の「オカズ」のような「アダルト系コンテンツ」や「イカせるテクニック!」「絶頂を保つ技!」といった男性目線の「ハウツーセックス」的情報は、ちまたにあふれていましたが、女性目線の性に関する情報は、ほとんど見つからなかったといってもいいでしょう。

ましてや「セックスレス」に関することは、そんな状態が夫婦間にあることすらタブー視され、そんな夫婦生活の悩みを外に発信するなんて、思いもつかなかった方が多い時代でした。

そんな中で、まじめに性を語り、夫婦関係におけるベッドタイムの重要性を説き、多くの悩める男女に、真摯にアドバイスを重ねてきました。

いまや、NHKの朝の情報番組で「セックスレス」がテーマに掲げられ、「セックス」という言葉が番組中にポンポン飛び交う状況となり、少しずつ世の中が私たちに「追いついて」きたことを実感しています。

とはいえ、現実には、まだまだ周囲の友人や親には面と向かって相談しにくいのがセックスの悩み。セックスレス人口が増える昨今、夫婦の性のお悩みの受け皿として、「恋人・夫婦仲相談所」はますます重要な役割を担いつつあります。

そこで、「恋人・夫婦仲相談所」に寄せられるお悩みの中から「夫婦のセックスのお悩み」に的を絞り、頻出お悩みトップ5をランキング形式でご紹介しましょう。

「あー、これ、相談したかった!」という夫婦生活の悩みがあるかもしれませんよ。

■第5位「夫婦のマンネリセックスの突破法」
「夫婦のエッチを積極的に楽しみたい」という女性からの、ポジティブな相談が多いのも、我が「恋人・夫婦仲相談所」の特徴です。「性欲がある」とか「もっとたくさん感じたい」とか、昔だったら「ふしだらな女性の発言」などと言われかねない要望も、ここではどんどん発信されています。

「エッチが好きであること」「エロいこと」は、女性の魅力として大変重要な部分です。セックスに対する欲求を「恥ずかしい」などと押さえつけてしまわず、セックスによってもたらされる夫婦の豊かな時間を積極的に楽しむことこそ、夫婦仲円満の秘訣です。

■第4位「夫婦お互いの性的嗜好の違い」
セックスに関する話題の中でもひときわデリケートなのが性的嗜好のこと。よく出てくるお悩みは「夫婦であってもなかなか相手に言いづらい」という声。「SMっぽくいじめられたいのだけど、そんなことを夫に言ったらドン引きされないだろうか?」「自分の嗜好をどうやって伝えたらいいだろうか」と、パートナーへの伝え方に悩むパターンです。

一方で「夫からセーラー服を着てほしいといわれた」「一方的に言葉責めされて、嫌だった」など、パートナーの趣味を押し付けられて困惑するといった相談も見られます。

そもそもセックスについてのコミュニケーションがないのに、いきなりディープな嗜好の話はできなくて当然。まず自分の好みを伝える前に、相手がどんなセックスが好きなのか聞くことから始め、少しずつ夫婦の間で、セックスについてオープンに話し合える雰囲気を作っておきましょう。

■第3位「【セックスしたくない妻】が原因のセックスレス」
セックスレスの話題は、やはり上位にきています。セックスレスの原因が妻側にある場合、妻の皆様自身からの相談、あるいは「妻に拒否されないようにするにはどうしたら……?」というだんな様からの相談に分かれます。

妻がセックスに興味を失う原因としては、大きく分けて「様々な要因によって性欲がなくなった、めんどくさい」という場合と、「性欲はあるけど夫には抱かれたくないという夫への嫌悪感」の場合の2通りがあります。

前者の要因は、「子育てで忙しい」「家族としてしか見られない」「もともと義務的だった」など、後者の要因は「夫の浮気」「体型の変化」などが多く寄せられます。

女性の場合、出産後のホルモンバランスの変化から性欲を感じなくなったところに加えて、育児の負担、夫の家事や育児負担への不満などの要因が重なることで、セックスレス化に向かいがちです。産後1カ月目でセックスを再開できるかどうかが、その後の夫婦関係の大きなポイントになります。

■第2位「【俺様セックス】なだんな様の指導方法」
世の中にこれだけ性に関する情報があふれているにもかかわらず、いまだにだんな様の「勘違い俺様セックス」のお悩みはなくなりません。

まだ「強く激しいセックスほど女性が感じる」と考えている、童貞中学生レベルの勘違いセックス。相手の気持ちは一切関係なしで自分さえ射精できればOKという俺様セックスに悩んでいる妻の皆様は多いのです。

「下手ね!」とばっさり切り捨てるだけでは、なかなか良い方向に向かわないのが、この問題の難しいところ。うまく男性のプライドを傷つけないようにしながら、もっと妻も気持ちよく、楽しめるセックスになるように、誘導する方法を探る必要があります。妻の知恵と演技力で、少しずつだんな様を「教育」し、褒めて伸ばすのがコツです。

■第1位「だんな様が原因のセックスレス」
夜の夫婦関係のお悩み、堂々の1位は、「抱いてくれない夫」の悩みです。

「疲れてる」「忙しい」「時間がない」「タイミングが合わない」「淡白だ」「性欲がない」「妻を女性として見られない」「ED」「中折れ」など、セックスしたがらない、できないだんな様の理由や現状に関する相談。

また「妻からの上手な誘い方」「その気にする方法」「奮い立たせる方法」など、だんな様への働きかけ方に関する相談などがこれにあたります。

いずれも、以前はだれにも相談できず、妻の皆様が1人で抱え込み、悩んでいたテーマ。これを今は、弊相談所を利用することで、相談員に相談できるだけでなく、同じ悩みを持つ人の書き込みを見て共感したり、癒されたり、ノウハウや工夫を共有することができます。

一気に問題を解決することは難しくても、原因を切り分けて整理したり、少しずつ状況を変えていくなど、改善に向けた歩みを進めることができます。何よりも「悩んでいるのは自分だけではない」という心の支えを得ることができるのが、「恋人・夫婦仲相談所」の果たす最も意味のある役割だと考えています。

いかがでしたか? セックスは夫婦の身体のコミュニケーションでもあり、心のコミュニケーションでもあります。お悩みは早めに解決して、夫婦のコミュニケーションを十分に楽しみましょう。夫婦生活の悩み、とくに性の問題をそのままにしておくと、結婚生活に影響が出て、離婚にまで発展してしまう場合もありますのでご注意ください。

三松 真由美(夫婦関係ガイド)


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