一生懸命に、家族全員で貯蓄に励んでいるにも関わらず、貯蓄できないということはありませんか? 頑張っているのに貯まらないとしたら、貧乏神が近づいてきているのかもしれません。

貧乏神は足音もなく近づいてきます。貧乏神を寄せ付けないためには、どのように貯蓄するべきなのか考えてみます。

■貧乏神が離れない貯蓄方法とは
そもそも貧乏神が付いている、付きまとわれているといわれると、生活に困窮している人をイメージしがちですが、決してそうではありません。最も貧乏神が近づきやすいのが、不安から貯蓄に励んでいる人なのです。

自分にもしものことがあったら、地震が起こってしまったら、老後の生活費が足りなくなりそうだから、というように、貯蓄の動機がネガティブな場合は危険です。

貯蓄の目標額が不明瞭な場合、他の人から見ると充分な貯蓄があったとしても、不安から解放される機会は訪れません。いつまで経っても貯蓄ばかりに目が行ってしまい、生活そのものを楽しむ余裕がなく、常に不幸だと感じてしまうことがあるからなのです。

実際にこのようにしてお金が貯まればよいのですが、お金を一緒くたに貯めているため、必要の時にはそこからお金を引き出すことになります。

当たり前のことですが、貯金が減ってしまったことで、またまた不安な日々を送るという「ネガティブスパイラル」に陥ってしまいます。

これはもう、貧乏神にガッツリつかまれているといってもよい状態ですね。

■お金を目的別に運用する
大切なことは、「目的別にお金を貯める・運用していく」ということです。金融商品といっても、長期運用に向いている積立系の商品や短期決戦で利益を狙う株式投資やFX投資など、さまざまです。

お金を貯めるために大切なことは、動機付けとそれに合った金融商品を選ぶことです。

何のために・いつまでに・いくら必要なのかを明確にすることができれば、必然的に自分の目標・目的に合った金融商品が分かってきます。

目標・目的と運用方法が合っていると、より良い利回りの金融商品で運用できることもありますし、「その時」までお金を引き出すことはありませんので、自然とお金が貯まりやすくなっていくのです。

不安を解消するために貯蓄をするという人は少なくはありません。

とはいえ、不安を解消するためには、貯蓄よりも保険に加入した方がより適切でかつ、大きな保障が得られることを忘れてはなりません。保険の場合、見直しをして不要になったら解約することもできますし、より自分のライフスタイルに合わせられるため、使い勝手もいいのです。

■貧乏神をはねのけるために心がけること
最も大切なことは、ネガティブな感情からお金を貯めてはいけないということです。何事においてもネガティブな発想ででスタートすると、どんどんマイナスなことを引き寄せてしまうからです。

目標・目的があって貯蓄をスタートする場合も、自ら追い込むようなスケジュールは避けて下さい。

手帳などに自分の気持ちを書き込んでモチベーションアップする、通帳に目標を書いた紙等を差し込んでおき、いつでも確認できるようにしてもいいですね。

ただ何となくお金を貯めているという人も、この機会に自分の目標・目的を明確にして、「貧乏神をはねのける貯蓄」をスタートさせてみて下さい。

飯田 道子(マネーガイド)