読み間違えしやすい漢字5つをご紹介する【漢字クイズ】、第4回をお届けします。オンライン会議や飲み会で、あなたは知らずに言っているかもしれません! 社会人のみなさんも、学生さんも必見です。

文・田中亜子

【漢字クイズ】vol. 4

あなたは全部正しく読めるかな?

では、間違えやすい漢字の読み方5つ、さっそくスタート!

1. あり得るは「ありえる」と読みません!

正解は、

「ありうる」です。

A郎 数学でさ、もしかしてこのやり方もありえる?
B太 ありえるね〜!

いやいや、ありえません、本来の読み方は「ありうる」です。この意味は、あって差し支えない。そうなる可能性がある、です。つい「え」と発音しがちです。気をつけましょう。

2. 逝去は「ききょ」と読みません!

正解は、

「せいきょ」です。

母 〇〇国の〇〇王がききょされたんだって。
娘 はぁ、ききょって何?

娘さん、ですよね、何? と思って当然です。本来の読み方は「せいきょ」です。この言葉は、他人の死の尊敬語です。なかなか使うことはないですし、使いたくもないですが、新聞や記事で目にしたときにさらりと読めるようにしておきたいですね。

3. 嫌悪は「けんあく」と読みません!

正解は、

「けんお」です。

A子 やってもうた〜。さっき家出るときに玄関ですっころんで、目の前を歩いてた人にパンツ見られた。自己けんあくだわ。
B緒 ま〜じぃ〜。最悪じゃ〜ん。

とんだハプニングですが、会話でもやっちまいましたね。本来の読み方は「けんお」です。この意味は、憎み嫌うこと。不愉快に思うこと。先ほどの逝去と同じく、あまり使いたくない言葉ではあります。

4. 凡例は「ぼんれい」と読みません!

正解は、

「はんれい」です。

新入社員 すみません、導入したシステムの手引き書で、ぼんれいを読んでもいまいちわからないのですが……。
上司 では、まず「ぼんれい」とやらを調べることから始めてみてくれ。

上司は困った新人がやって来たと思っているかもしれませんが、平凡の「ぼん」と同じ漢字なので、読み間違えやすいのは確かでしょう。本来の読み方は「はんれい」です。この意味は、書物のはじめに掲げる、その書物の編集方針や利用の仕方などに関する箇条書き。例言、です。

5. 所謂は「しょせん」と読みません!

正解は、

「いわゆる」です。

妹 お姉ちゃん、この小説文の「徴兵、所謂、赤紙が来たってことだ」の所謂って?
姉 あ〜、「しょせん」でしょ。つまるところってことじゃない?

お姉さん、「しょせん」と言って「所詮」の意味を教えてしまいましたね。なんとなく文の意味が通じてしまうのが困りどころですが、所謂の本来の読み方は「いわゆる」です。この意味は、世間で言われている。俗に言う、です。間違えないようにしましょう。

以上、うっかり読み間違えしやすい漢字5選でした。何気なく使ってるこれら、今日から正しく読んでいきましょう! 次回もお楽しみに。

参考資料:広辞苑(岩波書店発行)