コロナ禍において、セルフ美容に追い風が吹いています。そこで今回は、20代〜30代の女性が所属するanan総研メンバー約200人に、コロナの影響でやるようになったおうちでの美容方法やプロやサロンに頼るのをやめたことなどを聞いてみました。

文・harako

【アンアン総研リサーチ】

セルフメンテに挑戦っ!!

Q. コロナの影響で、セルフで何かを行うことの意識は変わりましたか?

変わった 82%
変わらない 9%
どちらとも言えない 9%

今までプロやサロンでやっていた美容メンテナンスも、長い外出自粛期間中は利用することができませんでした。そして、自粛きっかけでセルフ意識が変わったというanan総研メンバーは8割を超えており、コロナ禍をきっかけに、自分でなんとかしなければいけない! もしくは、意外と自分でもできるかも、という新たな意識が芽生えたのではないでしょうか。

セルフでやり始めたこと

Q. 今までプロやサロンにお願いしていたことを、やめたことはありますか?

はい 52%
いいえ 48%

「セルフ美容のほうが自分と向き合える」「コスパを考えたらセルフのほうが良い」など、半分以上のanan総研メンバーがプロやサロン利用をやめたことがわかりました。

では、具体的にどんなことをセルフでやるようになったのでしょうか。

1. セルフヨガ

「ヨガに行けないので自宅でストレッチ」(32歳・専門職)
「たまにヨガに行っていましたが、コロナのタイミングから朝夜のストレッチをセルフでやるようにした」(26歳・会社員)
「YouTubeでヨガ」(26歳・会社員)

2. セルフジム

「ジム通いをやめて自宅筋トレを始めた」(25歳・会社員)
「ジムを解約して自宅でユーチューブをみながら筋トレ」(32歳・会社員)
「ジムをやめて、自宅での筋トレと近所をランニングとウォーキング」(32歳・専門職)

3. セルフネイル

「ネイルはセルフジェルに変えましたが、いつでも気軽に直せるし、デザインも変えやすい。またサロンに行くより断然安い!」(32歳・会社員)
「ワンカラーやラメグラ程度なら、自分でやったほうがコスパが良いのでこれからもやる」(29歳・会社員)
「コロナの自粛期間中に、ネイルキットを買ったので、なくなるまではとりあえず十分」(34歳・専門職)

4. セルフごはん

「おうちカフェを楽しめるようにマグカップを新調した」(27歳・会社員)
「食事に行きにくくなったので、家でフレンチを作ったり、お魚を捌けるようになったりした」(31歳・会社員)
「ぬか漬けを始めた」(34歳・会社員)

ヨガやストレッチ方法など、本来はプロに習わないとわからないことでも今はYouTubeなどで動画を観ることができます。セルフネイルのやり方やお料理レシピも同様に、興味を持って検索することで新しいスキルに出合えるかもしれません。

5. セルフエステ

「エステには行かないで、少し高めのジェルを買って、気が向いたら自分でマッサージ」(32歳・専門職)
「フェイシャルエステと美容鍼をやめた」(28歳・その他)
「脱毛は意外と自宅でもマシーンさえあれば効果があるので、通わなくても良いなと思った」(23歳・大学院生)

7. セルフまつ毛ケア

「まつげパーマをやめた。時短のためにやっていたけど、ビューラーでも十分だなと思った」(28歳・会社員)
「マツエクをやめて、マツ育に変更した。逆にやはりプロじゃないとということもあり、うまく使い分けたいなと」(27歳・会社員)
「まつ毛の美容液をこまめに塗るように変えて、パーマやエクステをおやすみ。自まつ毛を大切にしたい」(30歳・公務員)

8. セルフヘアカット&ケア

「前髪を切ること」(31歳・会社員)
「美容院へ行く頻度が減ったので、前髪カットはセルフにした。今まではカラーリングのついでにカットも必ずお願いしてきたけど、長さが肩を越えたので、1か月や2か月では形も大きく崩れずカラーリングだけで十分と気づけた」(27歳・会社員)
「縮毛矯正。自宅でもサロン用のものを使えばかなりきれいに仕上がる」(31歳・公務員)

長い自粛期間を悲観的に捉えるのではなく、前向きに捉えた結果、今まで以上に自分の体や髪の毛、お肌と向き合えているようです。ぜひ、自分にぴったり合う美容方法やケア商品などに巡りあうことを願っています。

Q. 実際にセルフに変えてみて、今まで気づかなかった難しさはありましたか?

はい 50%
いいえ 50%

とはいえ、自分でやってみると課題が出てくるものです。日頃からセルフ美容を取り入れている方とコロナきっかけの方で、半々の意見にわかれました。

セルフの難しさや葛藤3つ

さらに、セルフで行うことの難しさを具体的に教えてもらうと次のような回答が。やはりプロに直接習うメリットを再確認できたよう。

1. セルフネイルで…

「セルフネイルは本当に難しい! 簡単なアートを作ろうとしても、ムラになって気に入らず。私が不器用なのもあるけど、プロはやっぱりすごいなと再確認した」(31歳・自営業)
「やってみると楽しいのだけど、何をするにもその道具を入手するのに時間や費用がかかる」(29歳・自営業)
「利き手ではない指は、ネイルが難しい」(28歳・会社員)

2. セルフヨガ&ジムで…

「画面越しでしか見れないので、ヨガなどは自分のポーズが合っているのかわからない。また電波が悪いと、音声や映像が途切れてしまいストレスがたまる」(31歳・公務員)
「鏡がないから自分の姿を確認しながら運動ができない」(32歳・会社員)
「筋トレのモチベーションが続かないこと。ジムだと人の目があるから嫌でも続けるけど、自宅だと自分のやる気がないときは本当に続かない…」(25歳・大学院生)

3. セルフごはんで…

「思っていたよりも道具や手間がかかる。フレンチの料理は本格的なものは情報がなかなか出てこないため、本格的な本を勉強したけれど、単語がよくわからない時があった」(31歳・会社員)
「こだわって作ると、意外と調理用具だったり保存カップだったり用意が必要。あとは、生ゴミがその分増えるので、こまめにゴミ捨てをしないといけない。買ってきて食べるのは、確かに楽かも…」(30歳・会社員)

疑問や課題が出るというのは、大変素晴らしいことです。今まで気づかなかったことや、やってもらっていたことへの感謝に変わるのではないでしょうか。変えるべきこと、変わらないほうがいいもの、これを機に取捨選択をしてよりよい自分磨きを楽しみましょう。

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グラフ:Canva