「ひるね姫」初日に高畑充希らキャスト陣が登壇 水色のランドセルは娘へのメッセージ?

「ひるね姫」初日に高畑充希らキャスト陣が登壇 水色のランドセルは娘へのメッセージ?

3月18日、映画『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』の初日舞台挨拶が開催された。新宿ピカデリー最大の客席数を持つスクリーン1には、森川ココネ役の高畑充希、佐渡モリオ役の満島真之介、雉田役の前野朋哉、志島一心役の高橋英樹、森川モモタロー役の江口洋介、神山健治監督が登壇。満員の客席に向けてトークを披露した。

高畑はココネの相棒・ジョイのぬいぐるみを持って登場。自身の役柄については最初から最後までまったく変わらないキャラクターだと語り、その力で周りの人を変えてしまう点が魅力とコメント。「“世界を救わないヒロイン”というキャッチコピーが付いていて、すごくチャーミングな役柄をやらせていただけて幸せです」と笑顔を見せた。
満島は沖縄出身ということでシーサー柄の服を着てくるなど気合充分。「ついにこの日が来たかと胸がいっぱいです」と語り、全国各地で行われた先行上映会に出演したことを振り返った。

本作の舞台である岡山県倉敷市出身の前野は「子供の頃からよく見ていた風景がアニメーションの世界になっている」点が感動的だったと口にする。「倉敷の上映会に行ったときも、地元の人たちが喜んでくれていて、熱気も伝わってきました」と嬉しそうな様子だった。
江口はアニメの声優は初経験で、『ひるね姫』の制作風景も見学したことを明かす。実写映画は俳優を撮影してから作業が始まるが、アニメは声優が息を吹き込むことで作品が完成するという、普段とは逆のプロセスを経験したことが印象的だったと語る。一方の高橋は声優は3回目だが、これまでは馬や怪物役だったので、ようやく人間になれたと漏らしてファンの笑いを誘った。

『ひるね姫』の主題歌は、洋楽の名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」を高畑が自ら歌い上げている。神山監督は楽曲もオファーしたことについて、「ただの主題歌ではなくて、映画を締めくくるダイアローグだという想いがあった」と意図を語る。
その依頼を受けた高畑は「かなり怖かったんです」と打ち明ける。以前楽曲をカバーした忌野清志郎の歌声に多くの人が馴染んでいるため、プレッシャーを感じていたそうだ。だが監督から「母に対するラブレターの意味も込めた歌詞だ」と主題歌への起用理由を教わって、「これは歌わねばならん!」と気合を入れ直した。舞台挨拶では監督から歌声を絶賛され、安堵の表情を浮かべていた。

イベント後半では3月20日に誕生日を迎える神山監督に、サプライズのバースデーケーキが送られた。高畑からプレゼントされた色紙には「神山さんの頭の中は宇宙みたい。それを少し覗けて参加まで出来て幸せでした。この壮大なラブレター 娘さんに届けっ!!!!」と直筆のメッセージも添えられていた。
それを受けて神山監督は、『ひるね姫』には娘だけに分かるメッセージを盛り込んだことを告白する。「映画でこういうことはやるべきじゃないんだけど……」と躊躇いつつも、娘が欲しがっていた水色のランドセルを劇中に出したそうだ。映画を観た娘から「ランドセル、水色だったね」とメールが届いたことを照れくさそうに話すと、客席から暖かい拍手が送られた。

最後は高畑が「『ひるね姫』はすごく盛り盛り盛りだくさんな映画です。私も試写会で観たときに24色じゃ足りないぐらいの色々な感情がこぼれました。頭で理解するというよりは感覚で、この世界のスピードに付いていってもらいたいです」と語りかけ、満員のファンに向けて「今日はありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。

『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』初日舞台挨拶
開催:3月18日(土)
会場:新宿ピカデリー スクリーン1
登壇:高畑充希、満島真之介、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介、神山健治(監督)

(c)2017 ひるね姫製作委員会

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