フランス国内1部リーグ「ASMクレルモン」の補強候補、NZメディア報道

 昨秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表の史上初の8強入りに貢献した松島幸太朗(サントリー)。快足自慢のトライゲッターが、2020-21年シーズンにフランスリーグASMクレルモン・オーヴェルニュに移籍する可能性が浮上した。海外メディアが報じている。

 松島が獲得候補に挙がっている。ニュージーランド専門メディア「ラグビーパス」は「仏クラブ、日本のラグビーW杯スターのコウタロウ・マツシマと契約で帳尻合わせ」の見出しで記事を掲載。「日本のW杯スターが、今季をもってクレルモンを退団する2選手、ニック・アベンダノンとレミ・グロッソの後釜としてリストアップされている」と報じている。

 フランスの国内1部リーグ「トップ14」のASMクレルモン・オーヴェルニュが、補強候補に名前を挙げているという。1911年創設の歴史ある同クラブは、10、17年にリーグ優勝した名門。さらにラグビーパスは、フランスの専門メディア「ラグビーラマ」を引用する形で「フランスの報道では、このイングランド人とフランス人選手の退団は予想されているもので、それが2020、21年シーズンのコウタロウ・マツシマ獲得の呼び水になるとのこと」と記している。

 松島は福岡堅樹(パナソニック)とともにW杯で「ダブル・フェラーリ」と呼ばれるスピードスターぶりで、日本の8強進出に貢献。しかし、ラグビーパスは「先のW杯がフランスからのマツシマ獲得に注目が集まった最初の機会というわけではなく、2017年11月のフランス遠征時のプレーからすでに評価されていた」と以前から松島の活躍に注目していたという。

 同クラブでは元日本代表の大畑大介が02-03シーズンに加入。フランスリーグでは、五郎丸歩(現ヤマハ発動機)がRCトゥーロンでプレーしていた。松島は、12日に開幕した国内最高峰のラグビーリーグ、ジャパン・ラグビー・トップリーグ(TL)でも、曲芸的な股下からのパスや決死のディフェンスでファンを沸かせ「どの試合もレベルの高いプレーをしてMVPを狙える位置でいたい」と今季の個人的な目標を掲げていた。(THE ANSWER編集部)