両陣営が「真剣な交渉」突入、カネロの日本での意外な思い出とは

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)は昨年12月にスティーブン・バトラー(カナダ)を相手に初防衛に成功した。2020年には大物との対決を熱望していたが、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)との決戦へ向けて交渉に突入しているというが、カネロの意外な親日家ぶりも明らかになった。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じている。

「リアルな戦い」を切望していた村田の願いが叶うかもしれない。記事によると、村田とカネロ両陣営はすでに「真剣な交渉」に突入していると報じている。

 そして、PFP1位のカネロが親日家であることも追い風になるという。「オレは世界中でファイトすることを考えている。東京、日本は自分の中では最優先の場所の1つなんだ」というカネロのコメントを紹介している。

 記事でも「ムラタは日本で絶大な人気を誇る。カネロも日本で戦うことに強い興味を表明していた。カネロは10代のころに日本に旅行していて、亀田兄弟の試合を観戦したことはお気に入りの思い出であると今月初旬のインタビューで話した」と亀田ファミリーのファイト観戦という意外な思い出を報じている。

 現時点でカネロの対戦相手候補は3人いるようだ。WBO世界スーパーミドル級王者のビリー・ジョー・サンダース、WBA同級王者カラム・スミス(ともに英国)とともに村田も候補の1人に入っているようだ。英国勢が有力と見られる一方で、「カネロ対ムラタ戦は日本で巨大なビジネスになるだろう。東京ドームのような会場で5万人以上のファンを集める可能性がある」と分析している。

 そして、米国との時差の関係から、日本での試合が実現したならば「試合は現地時間の朝に行われるだろう」とも予想している。ライトヘビー級(約79.38キロ)でタイトルマッチを戦ったばかりのカネロはミドル級(72.57キロ)まで落とせるのか不透明とも伝えられているが、日本に思い入れをのあるメキシカンが、日本で村田と対峙する可能性に海外も注目を寄せている。(THE ANSWER編集部)