延期されたマスターズ開催地のホテル代が急騰、理由を米メディアが分析

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で米男子ゴルフの海外メジャー第1戦、マスターズが延期された。日本を含め、世界中の主要ツアーが試合を開催できない状況だ。再開の目途が立たないが、10月のマスターズ開催地付近のホテル代が急騰している。米専門誌「ゴルフワールド」が報じている。

 米男子のPGAツアーは5月第2週のAT&Tバイロン・ネルソン選手権までの中止を決め、マスターズと全米プロゴルフ選手権のメジャーは延期された。5月21日開幕のチャールズ・シュワブチャレンジまで再開されないこととなっている。そんな中、ゴルフワールドは「10月のオーガスタのホテルの価格が急騰している。あなたはどう思う?」の見出しで記事を掲載。マスターズ開催地で“異変”が起きているという。

 13日(日本時間14日)にオーガスタナショナルGC会長のフレッド・リドリー氏は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、4月のマスターズ延期を発表した。開催時期は明らかにされていない。しかし、ジョージア州のオーガスタナショナルGC近辺のホテルの値段が上がっていることを記事では指摘している。

「オーガスタナショナルGCはその他のアナウンスを行っていないのだが、SNS探偵たちは可能性のある新日程を議論している。ホテルの予約がキャンセルされたというスクリーンショットを投稿している人たちが見受けられた。それは10月の予約だった。先週、突然部屋の予約の取り消しをされた人たちが多く存在していたのだ」

 記事によると、もともとの安い価格で予約をした人が「説明もなしに」突如キャンセル扱いを受けたという。さらに「10月のオーガスタのホテルのほとんどの部屋は1泊100ドル以下だ。しかし、もし10月にマスターズが開催されるとなれば、値段は上がるだろう」と分析し、こうつづっている。

「そして、どうやらその現象が今起きている。我々は金曜日の朝、オーガスタにある『フェアフィールドイン・アンド・スイーツ・ホテル』の10月の後半3週間の日程から部屋を予約してみようと試みた。1週間の滞在を予約するならば……ちょっと待ってくれ、1万493ドル(約116万円)だ。参考までに11月に同じ日数を宿泊するとするならば623ドル(約6万9000円)だ」

他のホテルでも価格急騰が相次ぐ「これが何を意味するかというと…」

 ゴルフワールドが調べたところ、なんと10月は翌月に比べて約17倍に跳ね上がり、桁違いの価格になっているという。同様にオーガスタの「レジデンスインホテル」は1泊139ドル(約1万5000円)から999ドル(約11万円)に値段が上がっているという。エコースーツホテルは79ドル(約8700円)から650ドル(約7万2000円)に、ナッツインホテルは49ドル(約5400円)から449ドル(約5万円)に上がったようだ。

「これが何を意味するかというと、マスターズ2020が10月に開催されることを意味するのではないだろうか」

 あくまでファンの推測によって価格の変動が起きているようだ。みんなマスターズを見たい。タイガー・ウッズ(米国)が復活優勝を遂げた昨年大会のような熱狂を心待ちにしている。(THE ANSWER編集部)