ゲームの世界で夢対決、レノックス・ルイスの衝撃KO負けに反響「凄いアッパーだ」

 海外ボクシングも新型コロナウイルスの影響で興行中止が相次ぐ中、階級ごとのNo.1を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)は、テレビゲームによるヘビー級の夢のトーナメントを開催している。伝説の王者らが名を連ねた“歴代最強決定戦”。24日(日本時間25日)の1回戦では、レノックス・ルイス(英国)がジョー・フレージャー(米国)に7回KO負けしたが、現実世界の敗者が再戦を要求するまさかの展開となっている。

 ルイスが負けた。7回1分頃、ロープ際に追い詰められると左アッパーを被弾。ロープにもたれるようにして巨体が崩れ落ちた。10カウントギリギリで立ち上がる。しかし、再開直後には右フックを放った隙を突かれ、またも左アッパーをモロに食らった。1990年代を席巻したヘビー級の名チャンプがKO負け。現実世界でモハメド・アリにプロ初黒星をつけたこともあるフレージャーに軍配が上がった。

 Xboxのボクシングビデオゲーム「ファイトナイトチャンピオン」を用いて、夢の対戦を実現させたWBSS。公式ツイッターで衝撃KOシーンを公開すると、「凄いアッパーカットだ」「朝から笑わせてもらったよ」「デジタル上の君は伝説のジャブを披露しなかったね」「現実では君が勝つと信じているよ」と反響が集まっている。

 しかし、この試合に反応したのは敗れたルイスだ。プライドが許さないのだろう。ツイッター上で「スモーキン・ジョー、勝利おめでとう。彼は私に素晴らしいパンチを放ち、私は再び立ち上がることができなかった。君には脱帽だよ」と勝者を称えつつ、「私は彼と再戦したいね」と要求したのだ。

再戦に強かったルイス、ファンは“再起”を期待「強くなって戻ってくる」

 現役時代、再戦で強さを発揮していたルイス。投稿のコメント欄にはファンから「今までのお前の再戦がどういう結末だったか、俺たちは知っている」「君はいつも再戦で勝利する」「あなたは強くなって戻ってくると思うよ」と“再起”に向けた期待の声が上がっている。

 トーナメントはほかに、マイク・タイソン(米国)―エリック・”バタービーン”・エッシュ(米国)、ジョージ・フォアマン(米国)―デビッド・ヘイ(英国)の試合が順次行われる。27日の準決勝では、ルイスが開幕戦でイベンダー・ホリフィールド(米国)に5回KO勝ちしたモハメド・アリ(米国)と対戦。決勝は29日(日本時間30日)に開催される。

 新型コロナ禍で試合ができない中で開催された、ジョークの入り交じる夢のカード。ファンの娯楽として“eWBSS”が話題となっているようだ。(THE ANSWER編集部)