英協会は66億円の経済損失、世界的名将は役員報酬の減俸受け入れ

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝したイングランドを率いたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は新型コロナウイルスの感染拡大による英ラグビー協会の経済的危機の事態を受け、即座に減俸を受け入れたことが明らかになった。英公共放送BBCが報じている。

 英ラグビー協会はコロナ禍の直撃で公式戦開催に影響が出たために、5000万ポンド(約66億円)という経済的損失を被ったと報じられている。

 英ラグビー協会のビル・スウィーニー最高責任者は昨年のW杯でラグビーの母国を準優勝に導いた世界的名将が示した男気を明かしたという。

「エディーの役員報酬の減俸をエディーに提案した時、彼は即座に同意してくれたんだ」

 スポーツ界を直撃する異例の事態に、ジョーンズ氏は迷うことなく減俸を受け入れたという。年俸、年金に加えて、W杯の成果給として6月末に「相当額」のボーナスが支払われる契約になっていたが、総額25パーセント以上のダウンを受け入れたという。

 記事では「ジョーンズはパンデミックによる経済的打撃を手助けするために、ラグビー協会の最高級の役員報酬の減俸を受け入れた」と報じている。

 2015年W杯で日本代表を率い、南アフリカを倒した名将の粋な計らいは英国でも話題を呼んでいる。(THE ANSWER編集部)