スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―米でも珍しいナックルボーラーの魔球

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、THE ANSWERでは過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバックする。今回は野球ロスのファンへ向けて、米大リーグ(MLB)で反響を呼んだ魔球だ。美しいナックルボールで空振りを奪い、無回転の軌道をスローモーションで捉えた映像をMLBが公開。圧巻の1球に対し、ファンは「スイングが近くすらない」「なんたる投球の美しさよ」「“球を踊らせる”」などと感嘆の声が上がっていた。

 これぞ魔球だ。1球の変化球がクローズアップされたのは、レッドソックスの右腕スティーブン・ライト投手だ。

 2018年5月15日(日本時間16日)のアスレチックス戦、5-3とリードした6回。2番手で救援した右腕は2死一、二塁のピンチを招いた。カウント1-1から3球目、右打者のキャンハに対し、思い切り良く腕を振った。しかし、放たれた白球はふんわりとした山なりの軌道を描き、打者の懐へ。タイミングを合わせてキャンハはバットを振ったが、かすることもできなかった。

 投じた圧巻の1球は、ナックルボールだ。MLBは公式インスタグラムで「ナックルボールはとても心地よくさせてくれる」とつづり、公式インスタグラムに動画付きで公開。映像はセンター側からライトの手元をアップにしてボールを捉え、縫い目も位置も大きく変わらず、無回転でやや揺れるようにしながら捕手のミットに収まっていることが見て取れる。映像を観たファンも感嘆の声を続々と上げた。

ファンも驚愕の一球「スイングが近くすらない」

「MLBのキャプションはとても心地よくさせてくれる」
「スイングが近くすらない」
「なんたる投球の美しさよ」
「“球を踊らせる”」
「交響曲を眺めるかのよう」
「50回くらい見てるよ」
「これは黒魔術だ」

 などと反響が相次ぎ、現在までに90万回以上再生されている。

 米大リーグでも珍しいナックルボーラー。ライトは2016年には13勝をあげ、この年はポストシーズンではチームのワールドシリーズ制覇に貢献。しかし2019年オフに自由契約となっている。(THE ANSWER編集部)