ドイツ1部ヘルタFWカルー、SNSに投稿した動画で活動停止処分

 新型コロナウイルスの収束に向け、世界が闘っている中、海外サッカーのドイツ1部ブンデスリーガの選手がSNSで投稿し、感染症を軽視するような“不適切動画”が波紋を広げている。地元ドイツメディアが一部始終を公開し、「ヘルタ・ベルリンに大激震」「スキャンダルな動画」と苦言を呈する展開となった。

 まさかの行動で波紋を呼んだのはヘルタのコートジボワール代表FWサロモン・カルーだ。4日に自身のフェイスブックのライブ動画を投稿し、これが問題になった。

 クラブハウスとみられる場所をウロウロと歩き、1.5メートル以上の距離を取らずに同僚選手と握手をしたりハイタッチしたりする仕草を見せ、同僚が新型コロナウイルスの検査を受けるのを邪魔するような素振りも。報酬をカットした給与明細を手にしてクラブに不満を述べるような場面もあった。

 ドイツのスポーツ専門誌「シュポルトビルト」公式Youtubeはその一部始終をYouTubeチャンネルで公開した。また、ドイツ紙「ビルト」は公式サイトで「カルー、ロッカールーム動画投稿で追放!」と見出しを打って特集した。

「ヘルタ・ベルリンに大激震」と紹介し、「コロナによる報酬カットに対する考えや不満、加えてDFL(ドイツサッカーリーグ)がコロナウイルス感染拡大を受けて定めた衛生に関する規則にも違反した」と指摘。「このスキャンダラスな動画にヘルタも迅速に対応。カルーに謹慎を命じた!」とし、クラブから一定期間の活動停止処分が科されたことを紹介した。

 感染症の接触ルールを破ったことに加え、給与に関する不満を同僚らと述べたことも処罰の対象になったという。

 カルーは「コロナウイルスを軽く考えていると受け取られるような行動を取ってしまったのは残念だ。謝罪したい。事実は全く反対で、ドイツほど医療が発達していないアフリカの人々のことをとても心配している」と謝罪したというが、世界が感染症と闘う中でなんともお粗末な行動だった。(THE ANSWER編集部)