プルシェンコ氏のもとへ移籍、その裏には何が…露メディアが特集

 フィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワはエテリ・トゥトベリーゼ氏のもとを離れ、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事することになった。2019-20シーズンを席捲したロシア3人娘の“電撃移籍”。その裏には何があったのか。ロシアメディア「Sports24」が関係者の談話をもとに、理由を探っている。

 フィギュア界に衝撃が走ったトルソワのコーチ変更。多彩な4回転ジャンプを操る、15歳はなぜトゥトベリーゼ氏のもとを離れたのか。プルシェンコ氏もトルソワの移籍を認める発言をしている中で、同メディアは「トルソワがトゥトベリーゼ氏のもとを去り、プルシェンコ氏のところへ行った」と題した記事で、真相に迫っている。

 関係者によると、トルソワが自身の立場に不満を感じていたことが今回の移籍に繋がったという。

 記事ではトゥトベリーゼ氏は現在米デトロイトに滞在しており、自身の愛娘でアイスダンス選手のダイアナ・デイビスにつきっきりの状態だと伝え、自身が指導する「サンボ70」の教え子がおざなりになっているのだという。同メディアは関係者のコメントを伝えている。

「トゥトベリーゼ氏のグループの女性スケーターたちは最近、オンラインでさえもコーチのサポートを感じていなかった。すでにしばらくの間トゥトベリーゼ氏は教え子たちと連絡をとっていない。トルソワにとってこれはとりわけ問題になった、なぜなら彼女は、自分が一番初めに4回転ジャンプを跳び始めたのに、グループの中で注意を払われていないと、以前から気にしていたからだ」

自身の扱いに不満? 「必要とされていないと感じ、その結果、成績が振るわなくなった」

 ジュニア時代からいち早く4回転をマスターするなど、才能を発揮したトルソワだが、ここ最近のトゥトベリーゼ氏の態度に疑問を感じるようになったという。理由はもう1つある。関係者はこう証言している。

「さらに原因となったのが、振付師のダニイル・グレイヘンガウス氏のお気に入りがグループの中でアンナ・シェルバコワだったことだ。うわさによれば、かつてメドベージェワがトゥトベリーゼ氏のグループを去る理由の一つとなったのが、平昌五輪の前にアリーナ・ザギトワに大部分の時間を割いた、まさにそのグレイヘンガウス氏だと言われている。トルソワは、自分自身がトゥトベリーゼ氏のグループの中で必要とされていないと感じ、その結果、成績が振るわなくなったのだ」

 トルソワは今季グランプリ(GP)シリーズで連勝したが、GPファイナルでは3位。欧州選手権でも3位と、同門のアリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワの後塵を拝していた。(THE ANSWER編集部)