ハンドボールの審判が「社会的距離」を守れない人に警告

 世界中で感染拡大を続ける新型コロナウイルス。拡散防止のために「社会的距離」を取ることが推奨されているが、ユニークな形でこれを守ってもらおうとするハンドボールのユニークな審判が話題となっている。海外メディアが伝えた。

「社会的距離」を守れない人にはイエローカード。カタールのテレビ局「アルジャジーラ」の公式ツイッターが8日(日本時間9日)、「社会的距離を守れない市民に、レッドカードまたはイエローカードを提示するチュニジアの審判に会う」という投稿ともに、1本のビデオを公開した。

 そこでは、オレンジ色の半袖シャツに黒い半ズボン、オレンジ色のマスクをした、いかにも審判といった出で立ちの人物が、商店の軒先などに列を作り、「社会的距離」を守れない市民に対してイエローカードを提示し、ルールを守るように促している。

 この人物はハンドボールの審判を務めるアブドゥルハーク・エトリリさんという。「ハンドボールの審判として、国の新型コロナ拡散防止対策をサポートしたかった」と行動に出た理由を動画の中で語っている。

 時には批判的な意見を受けることもあるそうだが、多くの人がエテリリさんの行為を好意的にみているようだ。地元の人は「ハンドボールの審判として自ら行動しているのは素晴らしい。社会的距離を人々に広めている。まだ新型コロナの危険性に気が付いていない人もいるからね」とエテリリさんの行動を称賛した。

 英ニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」、米ニュースサイト「ナウディス・ニュース」の公式ツイッターも同様の動画を投稿するなど、エテリリさんの“レフェリング”は各地から注目を集めているようだ。(THE ANSWER編集部)