タイソンが現在のボクシング界に持論「俺は強い選手が戦うところを見たい」

 チャリティーマッチで復帰する可能性が話題となっているボクシングの元世界3団体ヘビー級王者マイク・タイソン氏(米国)が、誰が一番強いかわかりづらい今のボクシング界に対して持論を述べている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 同メディアは、タイソンが自身のポッドキャスト番組で語った内容から「マイク・タイソン『プロモーターたちはお互いの最高の選手たちを戦わせない』」の見出しで記事を掲載。さらに「現在のボクシング界の現状について議論になった時、タイソンはトッププロモーターたちが、互いの最高の選手たちを戦わせていないことについて述べた」と続けている。

 かつて名だたる強敵をなぎ倒し、世界最強を誇ったタイソン。現在のボクシング界についてこう語っている。

「プロモーターが互いの最高の選手同士を戦わせないんだ。俺は本当にそういった選手たちが戦うところが見たい。だけど、プロモーターはそうではないということだ」

未来に嘆き節「この事態は深刻化していく」

 自身は豪快なKO勝利を重ねた一方で、強敵を前に敗れることもあった。勝っても、負けても世界中のファンを沸かせた名チャンプ。今の現役選手でも強さを証明しようと、ビッグマッチを望むボクサーもいる。ファンの望むビッグマッチが開催されることもあるが、タイソンは持論を述べている。

「ボクシングはいまや政治的になっている。だからこそ、よく分からない知名度のない選手たちが試合に登場するんだ。この事態は深刻化していくだろう」

 記事ではタイソンのコメントを紹介するとともに「トッププロモーターは各プラットフォームと連携しているので、トップファイトを実現させるのは難しい」とつづっている。巨額のマネーが動き、様々な条件が合わないと実現できないビッグマッチ。かつての最強王者は現状を嘆いているようだ。(THE ANSWER編集部)