ブラジルの感染者は120万人超「サッカーの再開は正直難しい」

 昨季限りで現役を引退したサッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスの影響で延期状態だったJリーグの再開決定を祝福する一方で、現在住むブラジルのサッカー界の現状を比較し「ここは耐えるしかない」と悲痛な思いを明かしている。

 闘莉王氏は現在、生まれ故郷のブラジル・サンパウロ州で、牧場経営などの実業家として活躍している。自身のインスタグラムでは間もなく再開を迎えるJリーグについて「嬉しいニュースだね。ブラジルより2か月ぐらい早く新型コロナウイルス感染者が確認された時は心配したけれど、日本のサッカーは動き始めた」と喜びをにじませている。

 一方、ブラジルでは新型コロナのパンデミックが止まらず。120万人以上の感染者と、5万5000人以上の死者を記録している。

「ブラジルの状況はまだ厳しい。コリンチャンスでも10人が陽性と診断されたと報じられた。ブラジルはこれから寒くなる。感染のピークが来るかもしれない状況で、サッカーの再開は正直難しい」

 日本とは季節が逆転するブラジルは、これから気温が低くなっていく。パンデミックが今後ピークを迎える危険性のあるブラジルだが、リオデジャネイロ州選手権が行われるなど一部サッカーも再開している。時期尚早だと訴えている闘莉王氏は「ここは耐えるしかない」とサッカー王国ブラジルの現状に対して悲壮に綴っていた。(THE ANSWER編集部)