勢いでは相手が上も抜かせない…英実況は勝負根性に感嘆

 競馬のG1第81回菊花賞(京都・芝3000メートル)は25日、福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイルが単勝1.1倍という断然の支持に応えて勝利。史上3頭目となる無敗の3冠を達成した。父ディープインパクトとの父子での達成は史上初の快挙。競馬の本場、英メディアでは驚異の勝負強さを発揮し、最後までライバルに抜かせなかったコントレイルの3冠達成のシーンをどう伝えたのだろうか――。

 最後の最後まで、抜かせなかった。道中、中団の前でレースを進めたコントレイル。勝負は2周目第4コーナーからだ。じわっと外へと進路を取り、余裕たっぷりに先頭へと並びかける。外からはルメールが手綱をとるアリストテレスも追ってくる。

 直線に入り、突き放すかと思われたが、勢いは外のアリストテレス。ピンチか……そんなシーンもあったが、コントレイルが驚異の粘りを発揮した。200メートルに渡る激しい叩き合いの末、最後までリードは譲らず。クビ差で手に汗握る接戦を制して3冠を達成した。

 コントレイルには海外からも熱い視線が送られているが、英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」が公式ツイッターで現地の実況を公開。最後の直線をこう伝えている。

「アリストテレスがピタッと付いているアリストテレスとコントレイルが優勝へ一直線だ。コントレイルが抜け出した。アリストテレスが反撃だ。ゴール〜。驚きの結末だ!」

 決して適正の高い舞台ではなかった3冠最後の一戦で、父ディープインパクト以来、15年ぶりの無敗3冠を達成したコントレイル。欧州のブックメーカーでは来年の凱旋門賞でも上位人気に支持されるなど、世界的なスターホースとしてさらに注目度が高まっている。(THE ANSWER編集部)