12日の米ニューヨーク株式市場は、新型肺炎への警戒感が和らいだことなどから、主要企業で構成するダウ工業株平均が反発した。前日比275・08ドル(0・94%)高い2万9551・42ドルで終え、4営業日ぶりに史上最高値を更新した。

 新型コロナウイルスによる肺炎は世界で感染が広がっているものの、中国当局が発表する感染者数の増加ペースは鈍ってきた。

 市場では新型肺炎が経済に及ぼす打撃への懸念が和らぎ、アップルやキャタピラー、ナイキなど中国ビジネスに関わりの深い銘柄が大きく値を上げた。新型肺炎で安くなっていた航空大手やカジノ関連の銘柄も買い戻された。

 ハイテク株の多いナスダック市場の総合指数も上昇。前日比87・02ポイント(0・90%)高い9725・96と、やはり史上最高値を更新して取引を終えた。(ニューヨーク=江渕崇)