楽天モバイルが一部のスマートフォンの対応周波数を正式な手続きを経ずに変更した問題で、同社は26日、ソフトウェアを更新すると発表した。詳しい経緯や再発防止策などを総務省に同日報告する。総務省は行政指導などの処分を検討する方針だ。

 問題となったのは、今年1月に発売した独自開発の小型スマホ「楽天ミニ」。同社によると、販売時期によって対応する周波数が異なる三つのタイプがある。そのうち二つのタイプで周波数を変更したにもかかわらず、必要な手続きを踏んでいなかった。

 スマホなど電波を発する機器は混信などを防ぐため、国の技術的な認証を得ることになっている。総務省は今月12日、周波数を変更したのに追加で認証を得ていなかった恐れがあると指摘。電波法違反の疑いもあるとして、楽天に変更の経緯などを報告するよう求めていた。(井上亮)