米国で新型コロナウイルス感染が再び急拡大していることを受け、週末26日のニューヨーク株式市場では主要企業でつくるダウ工業株平均が急反落し、前日比730・05ドル(2・84%)安い2万5015・55ドルで取引を終えた。ほぼ1カ月ぶりの安値水準。

 米紙ニューヨーク・タイムズの集計では、米国内の1日あたりの新たな感染者は25日に4万1千人を突破し、過去最多を連日で更新した。「経済再開」が比較的早かった南部や西部の主要州で爆発的に増えており、テキサス、フロリダ両州は飲食店の営業を再び厳しく規制。テキサス州ヒューストン一帯では外出制限も復活した。

 他の州でも経済再開をいったん停止する動きが出ており、市場では、米経済の正常化が想定よりも遅れる懸念が強まった。ダウ平均は一時、2万5000ドルの節目を割り込んだ。