トヨタ自動車は1日、間違ってアクセルを踏んでも加速しない新たな安全システムを発売した。車の前方に障害物がない場所でも、踏み間違いを判定し暴走を防ぐ。

 新システムの価格は3万8500円で、既存の「プリウス」に後付けできる。取り付け費用などは別途必要。後付けできる車種は順次増やしていく予定だ。

 新システムは時速30キロ以下の低速走行中に運転者が急にアクセルを踏んだ場合、システムが「踏み間違い」と判定すると車が加速しない。右折時や一時停止後など加速が必要な状況では、通常通り加速する。

 トヨタは2012年、車の前方に建物など障害物がある場合にアクセルを踏んでも発進しないシステムを商品化した。これまでに国内の新車の8割以上に搭載し、アクセル踏み間違えによる暴走事故を約7割減らす効果があったという。(千葉卓朗)