美術館の展示案内にアプリ使用広がる 「体験」機能も

美術館の展示案内にアプリ使用広がる 「体験」機能も

 美術館や博物館の展示案内に、スマートフォンなど携帯端末の無料アプリを使う動きが広がっている。専用機材を使う音声ガイドに比べ導入しやすく、文字や画像も使えるのがポイント。「解説」だけでない工夫をする施設もある。

 東京・上野の東京国立博物館2階。スマホを手にイヤホンをして土偶や銅鏡の並ぶ展示室に入ると、縄文〜古墳時代の美術の解説が聞こえてくる。同館配信のアプリ「トーハクなび」だ。3月末でダウンロード数は延べ約3万6700件に上る。撮影可の作品をスマホで撮影し「お気に入り」登録できる機能や、画面に触れて蒔絵(まきえ)の工程や鈴の音を「体験」できる機能も収めた。

 元々、常設展示に音声ガイドはなく、場所の都合で解説文も文字数が限られがちだった。「見どころや背景を知れば理解も深まる」(小林牧・博物館教育課長)と5年前に始め、内容や機能を充実させてきた。

 東京都現代美術館は2015年、メキシコの現代美術家オロスコさんの個展で実験的に導入した。国内美術館初の個展だったため「作家の姿をイメージしやすく」(加藤弘子事業推進課長)と、オロスコさんが展示作品の卓球台で遊ぶ様子やインタビューを撮影。来館者の居場所に応じて、メッセージや動画を自動的にスマホに届けられるようにした。利用者アンケートでは9割が「また使いたい」と答えた。

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