突風「台風並み」、夏祭り会場に悲鳴 埼玉の事故

突風「台風並み」、夏祭り会場に悲鳴 埼玉の事故

 埼玉県上尾市の「上尾夏まつり」会場周辺にいた人たちは、風が異様に強かったと口々に語る。近くの飲食店で働く男性は、「午後6時半ごろに風が強くなってきた」と感じ、店の前に出していた旗をしまった。友人と祭りに来た三輪こころさん(18)は、「屋根のある場所にいても雨風が入ってくるほどだった」。別の飲食店で働く男性は「台風並みの風だと思った」。

 駅前のロータリーに面した美容室で働く男性は、異様な音で騒ぎに気づいた。「バキバキと金属がこすれるような音がして『わー』と複数の悲鳴が聞こえた。窓から見ると露店がいくつも倒れていた」

 上尾市の大学生瀬下詩音さん(20)は、「急に風が強くなり、砂ぼこりで目をあけるのもつらかった」。風でとばされないよう露店主らが屋台を押さえていたが、突然、お面の屋台が倒れ、お面も強風に飛ばされたという。

 路上にいた同市の高校2年の男子生徒(16)は「急に突風が吹いて『わー』『きゃー』という悲鳴が聞こえた。屋台が風であおられてつぶれかけたり、屋根が外れかけたりしていた。担架で運ばれている人もいた」と話した。

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