「オスプレイは資産だ」 米国防総省、自粛応じない方針

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されているオスプレイが豪州沖で墜落した問題で、米国防総省のデービス報道部長は7日の会見で、「現時点でオスプレイの飛行が制限されている区域はない」と述べ、日本政府が求めている飛行自粛に応じる予定がないことを明らかにした。

 デービス氏は「米軍は(今回事故を起こした)オスプレイMV22だけでなく、常にすべての(航空機の)運航で安全を最優先させている」と強調。事故やその後の対応について、日本政府側と緊密に連絡を取り合っているとした上で「日本を防衛し、日米が共有する安全保障を促進するために、オスプレイは資産だ」と述べた。さらに「オスプレイは今も飛んでいるのか」と問われると、「そうだ。変更はない」と語った。

 豪州北東部沿岸で訓練中だったオスプレイが5日に墜落し、乗っていた26人のうち23人が救助され、3人が行方不明となった。これを受け、日本の小野寺五典防衛相は6日、日本でのオスプレイの飛行を自粛するよう米側に要請した。しかし、翌7日に米軍は沖縄で飛行させるなど、自粛に応じない姿勢を見せている。(ワシントン=土佐茂生)

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