ハローワークでパワハラ 被害女性が国など提訴へ 静岡

 静岡県内の公共職業安定所(ハローワーク)で仕事中に上司から暴力を受けたとして、窓口で働く女性職員が慰謝料など計約630万円の損害賠償を国と当時の上司の男性に求め、10日に静岡地裁に提訴する。女性の弁護団への取材でわかった。

 ハローワークを管轄する静岡労働局は取材に対し、「パワーハラスメントと思われる行為があった」と認める一方、事態の把握から約2年半が経過する今も男性を処分しておらず、謝罪する機会も設けていないと明らかにした。

 弁護団の西澤美和子弁護士は「(労働局は)パワハラ防止を啓発する立場なのに、対応がずさんで女性の苦痛を大きくした」と批判している。

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