チンパンジー、じゃんけん理解 京大研「4歳児に匹敵」

チンパンジー、じゃんけん理解 京大研「4歳児に匹敵」

 チンパンジーは、じゃんけんのルールを理解できるとする実験結果を10日、京都大などの研究チームが発表した。紙は石に、石ははさみに、はさみは紙に勝つ――。じゃんけん特有の入り組んだルールが分かるようになるのは、人間では4歳ごろ。研究チームは「複雑な優劣関係を認識するチンパンジーの能力は、4歳児に匹敵する」としている。

 京大霊長類研究所(愛知県犬山市)の大学院生、高潔さんらは、チンパンジーにじゃんけんの手の画像を見せる実験を行った。「石とはさみ」「はさみと紙」などの組み合わせを画面に映し、勝ちの方にタッチすればリンゴなどのご褒美を与える訓練を毎日約140回続けた。7頭中5頭が平均約100日で、どの画像を出されても9割以上の確率で正解するようになり、ルールを理解していることが裏付けられた。

 同様の実験を、3〜6歳の子ども38人に試したところ、ルールを理解できるのはほぼ4歳以上だった。

 今回の研究成果について、研究チームの松沢哲郎・京大高等研究院特別教授は「人の認知機能がどのように進化したのかを理解することにつながるのではないか」と話している。(石倉徹也)

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