離島・周防大島への送水管が破断 1万世帯に影響 山口

 山口県の離島・周防大島に水道用水を届ける送水管が破断しているのが、11日夜に見つかった。島への給水を担う柳井地域広域水道企業団(柳井市)や、周防大島町が給水車で水を運び対応しているが、送水管の補修は難しいといい、同町全約1万世帯への影響が長引く見通しだ。

 破断した送水管は直径45センチのポリエチレン製で、柳井市と周防大島を結ぶ大島大橋の橋桁の裏側に敷設されている。継ぎ目付近が裂け、水がまったく送れない状態。企業団によると、原因ははっきりしないが、老朽化や寒波の影響は考えにくいという。破断部分の位置などから補修が難しく、復旧の見通しは立っていない。

 水道水は送水管から町内9カ所の配水池を経て、各戸に送られている。町は周辺市町の協力を求め、給水車などで水を配り始めた。

 町水道課は「配水池の水がなくなれば、給水車で届けても水が足りなくなる恐れがある」と危惧する。企業長の井原健太郎・柳井市長は「町と連携し、復旧に向けて全力を尽くしたい」と話した。(徳山徹)

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