セクハラの式守伊之助、3場所出場停止 夏場所後に辞職

セクハラの式守伊之助、3場所出場停止 夏場所後に辞職

 日本相撲協会は13日、臨時理事会を開き、若手行司にセクハラ行為をした立行司の式守伊之助(58)=本名野内五雄、大阪府出身、宮城野部屋=に対し、3場所の出場停止処分を言い渡した。既に伊之助からは辞職願が出ており、協会は5月の夏場所後に受理するとしている。14日初日の初場所は立行司が不在となり、別の行司が結びを裁くことになる。

 協会によると、夏場所後まで伊之助を自宅謹慎させ、巡業にも参加させない方針。八角理事長は辞職願の受理を夏場所後にする理由について「反省する時間を与えたい。この間に反省するよう伝えた」と説明した。

 協会の調査によると、伊之助は昨年12月、冬巡業が行われた沖縄県内で泥酔し、10代の行司に数回キスし、胸部を1回触った。すでに謝罪し、10代の行司に処罰を求める意向はなかったというが、現在の行司の最高格の立場である立行司のセクハラ行為を重く見た。

 伊之助は第40代を襲名。15年3月に立行司の木村庄之助が定年・勇退して以降は行司のトップとして結びの一番を裁いてきた。同年九州場所では前半戦だけで2度差し違え、協会から3日間の出場停止処分を受けている。

 行司の不祥事では、10年に妻子に暴行を加えてけがを負わせたとして有罪判決を受けた幕下格行司が出場停止処分を受けている。

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