野宿中の容疑者に警察が退去求める 新幹線殺傷事件の前

野宿中の容疑者に警察が退去求める 新幹線殺傷事件の前

 走行中の東海道新幹線で乗客3人が刃物で殺傷された事件で、殺人容疑で送検された無職小島一朗容疑者(22)が事件前に長野県内で、野宿していた公園からの退去を警察から求められていたことが、捜査関係者への取材でわかった。神奈川県警は事件に至る経緯を調べている。

 小島容疑者は逮捕後の調べに対し、「事件前の数カ月間、長野県内を自転車で転々としながら野宿などをして過ごしていた」と供述しているという。

 捜査関係者によると、実際に同県上松町の公園周辺で寝起きしていて、県警から退去を求められるなどしていたことが、確認されたという。親族らによると、昨年末ごろに「人間と付き合うのが疲れた」と職場をやめ、愛知県岡崎市の祖母宅を離れていた。

 神奈川県警によると、小島容疑者は長野県内で刃物を購入したうえで、事件当日に電車で東京都内に移動し、新幹線に乗り換えたと説明しているという。

 神奈川県警は13日午後、岡崎市の祖母宅を捜索した。

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