宇宙旅行などを目標に宇宙飛行機の開発を進めているベンチャー企業PDエアロスペース(名古屋市)は15日、高度10キロまで到達する無人飛行機を公開した。3月以降に飛行試験をする予定。

 公開した機体は全長4・5メートル、全幅2・4メートルで重さは400キロ。炭素繊維強化プラスチック製という。飛行試験では、機体の設計が適切だったかどうかの評価や、操縦などの通信システムの検証をするほか、開発した新型エンジンを載せて飛ばすという。

 同社は2007年に設立された。旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)や航空大手のANAホールディングスなどの出資を受け、新型エンジンや機体の開発を進めている。

 20年中に高度100キロに到達し、帰還できる無人飛行機の開発をめざしており、今回公開した飛行機は、その2分の1スケールという。24年の商用運航を計画している。(木村俊介)