東京都豊島区が認可した小規模保育所が、3月末に閉園する方針を決めたことがわかった。園には0〜2歳の11人が通っており、区は在園児の転園に向けて相談に乗るという。区の担当者は「この時期に急に閉園する例は聞いたことがなく、あってはいけないこと。園児がいる間は運営を続けるよう、要請している」と話した。

 この園は、NPO法人「つくしの会」が運営する「つくし保育園」。区によると、1月30日に法人から「3月末で閉園する」と話があった。法人は区に対し、「運営上のトラブルがある」という趣旨の説明をしたという。保育士の数などは基準を満たしていた。

 この園は最近まで運営を続ける方針で、4月からの新規入園に向けた募集もしていた。すでに一次募集の選考は始まり、内定者も決まっていたため、区は急きょ別の園に振り分けた。また、在園児には、選考の際の指数を上乗せし、転園できるよう配慮するが、4月入園の一次募集の選考は終わっているため、二次募集の枠だけが対象になるという。

 運営する法人に閉園の理由などについて取材を申し込んだが、「いろんなことをお話しすると職員や保護者に迷惑がかかるので、取材には応じられない」と回答があった。