フィリピン当局は12日、入管法違反などの疑いで日本人の男8人をルソン島中部のラグナ州で拘束したと発表した。特殊詐欺にかかわった疑いがあるという。

 調べによると、男らは3年ほど前から主に日本の高齢者を狙った特殊詐欺を続け、数百万ペソ(1ペソ=約2・17円)をだまし取った疑いがある。男らは20〜30代前半で、11日にリゾート施設の部屋で拘束された。労働許可は得ておらず、現場からは多数の電話やパソコン、特殊詐欺のマニュアルとみられる書類などが押収された。

 フィリピンでは昨年11月にも、日本人36人が特殊詐欺にかかわった疑いで摘発された。(バンコク=貝瀬秋彦)