特殊詐欺事件に関与したとして、大阪府警が指名手配中だった中国人の男(22)が、海外の逃亡先から関西空港に再入国した今月2日に詐欺と窃盗の疑いで逮捕されていたことが府警への取材でわかった。男は「新型コロナウイルスが広がっている中国ではマスクが手に入らず、知人のために買って帰ろうと思った」と供述しているという。

 港署によると、男は張志強容疑者。逮捕容疑は昨年2月20日、他のメンバーと共謀して大阪市港区の80代女性からキャッシュカードをだまし取り、コンビニのATM(現金自動出入機)で現金約140万円を引き出したというもの。事件後に海外逃亡したという。

 張容疑者は空のスーツケースを持っていたという。府警は日本でマスクを大量購入しようとしたとみて、再入国した経緯を調べる。