授業や部活で知り合った女子中学生の体を触るなどしたとして、千葉県教育委員会は12日、県内の公立中学の20代の男性教諭を懲戒免職処分とした。教職員の不祥事が続いているため、県教委は3月から生徒とSNSで個人的なやりとりをした場合は懲戒処分とするよう、指針を厳しくする。

 県教委によると、男性教諭は今年度中の5カ月間、女子生徒の体を複数回触るなどしたという。今年1月、自ら通う中学の校長に「わいせつ行為をしたので警察に出頭する」と書いた手紙を手渡し、県警に出頭したという。県警は児童福祉法違反の疑いで逮捕し、現在勾留中という。

 男性教諭はLINEで女子生徒とやりとりをする中で好意を抱くようになり、生徒も受け入れた、と思っていたと説明。「許されないことだと分かっていた」と話しているという。50代の校長も監督責任を問い、戒告の処分とした。

 セクハラを含むわいせつ行為による処分は今年度は計6件で、昨年度の3件から増えている。県教委はSNSでのやりとりのほか、自分の車に生徒を乗せた場合も懲戒処分とする方針だ。来年度には「不祥事防止対策有識者会議」を設置し、新たな再発防止策を検討する。(古賀大己)