松江市東朝日町の「松江認定こども園」で3日、節分の豆まき行事の際に園児(4)が豆をのどに詰まらせ、窒息死していたことがわかった。島根県警が事故原因を調べている。

 市子育て政策課によると、3日午前、豆まき中に園児1人が突然苦しみだし、職員が119番通報した。運ばれた病院で死亡が確認され、死因は大豆が気道に詰まったことによる窒息だった。市は8日に園に調査に入るとともに、市内109の保育施設(認可外を含む)に対し、誤嚥(ごえん)に気をつけることなど国のガイドラインに則した注意喚起をしたという。

 園の堀越幸徳園長(58)は取材に「このような事故を起こし、心より深くおわび申し上げる。警察が捜査しているので詳しい内容は差し控える」と話した。

 消費者庁によると、2010年12月〜17年12月末、豆やナッツ類を原因とする14歳以下の子どもの誤嚥事故が医療機関から27件報告され、うち25件を3歳以下が占めたという。

 気道が狭く、かむ力やのみ込む力が十分でない子どもが豆やナッツ類を食べると、気管支炎や肺炎を起こしたり窒息したりする恐れがあるとして、同庁は3歳ごろまでは食べさせないよう注意を呼びかけている。(奥平真也、浪間新太)