新型コロナウイルスの集団感染が起きている大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、世界保健機関(WHO)の緊急対応責任者マイク・ライアン氏は13日の記者会見で、「このように閉じられた環境で生活するのは大変なこと。高齢者ならなおさら難しい」と語り、より適切な対応ができないか、日本政府と協議を続けていく考えを示した。

 ライアン氏は日本政府の対応について「感染の疑い例があればすぐに検査し、感染が判明すれば日本の医療システムでただちに必要なケアをしている。この点日本政府には感謝している」と評価。一方で、健康に不安を抱える人などを下船させたり、船に残る乗客の生活をケアしたりするために、「より適切な調整ができないか、日本政府と協議していく必要がある」との考えを示した。(ジュネーブ=疋田多揚)