東京五輪の聖火が22日、「復興の火」として東日本大震災で被災した岩手県に届いた。昨秋の台風19号被害を乗り越えて20日に全線再開したばかりの三陸鉄道リアス線などに乗せられ被災地を巡る。

 三鉄宮古駅前では午前8時から出発セレモニーが行われた。聖火皿に点火されると、集まった約150人の市民から歓声が上がった。夫婦で見に来た印刷業駒井剛機さん(77)は「前回(1964年)は東京にいたが見られなかった。今回は素晴らしい聖火が見られて感動した」と話した。

 「復興の火」はランタンに移され宮古駅を出発。釜石駅でJR釜石線の蒸気機関車「SL銀河」に移され、花巻市まで運ばれる。